UAゼンセン第7回定期大会についての記者レクチャーの様子

悪質クレームのアンケート調査結果発表の様子(総合サービス部門)

UAゼンセンは9月11日午後、第7回定期大会(9月19~20日、パシフィコ横浜)で提案する「2019~2020年度運動方針(案)」などについて記者レクチャーを開催しました(出席した報道関係者は17社26名)。

木暮弘書記長は、「向こう2年間の前半の1年を“行動の年”と位置づけ、政策実現活動の完全遂行を目ざす。また、後半を“検討の年”とし、UAゼンセン10年の節目へ向けてさまざまな課題を検討していきたい」と言及。
UAゼンセンが目ざす目標として掲げた「2025中期ビジョン」の実現へ向け、引き続き運動にまい進していく旨を述べました。その後、質疑応答を行いました。

大会レクチャーに続いて、総合サービス部門が実施した「悪質クレーム(迷惑行為)対策アンケート調査結果」についての記者レクチャーを行いました。
本調査は流通部門に続いて、総合サービス部門がサービス業の現場で行われている悪質クレームの実態を把握するために、本年2~5月に行ったもの(回答は30,396件)。

冒頭、下ニ朗総合サービス部門長(副会長)が「社会全体として悪質クレームの実態を共有し、サービスを提供する側と受ける側が共に尊重される社会にしていきたい」と述べました。その後、北山淳政策委員長がアンケート調査の取り組みについて言及。
続いて、古川大事務局長が調査結果の概要について報告。「アンケートに回答した約4分の3の仲間達が業務中に迷惑行為に遭遇し、そのうちの9割強がストレスを感じながら業務をしている」など流通・小売業と同様に悪質クレームに悩むサービス業の厳しい実態を述べました。

UAゼンセンは、今後も厚生労働省の労働政策審議会等での議論に意見反映していくなど悪質クレームの抑止・撲滅へ向けて組織を挙げて取り組んでいきます。

以上

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