歴史を継承しつつ、新たな時代を目ざして果敢に挑戦を

 

永島会長ガンバロー三唱

会場全体でガンバローを三唱。2026年度活動をスタートさせた

 

 2025年9月10~11日、UAゼンセンは東京国際フォーラム(東京都千代田区)において、第14回定期大会を開催。代議員・特別代議員・傍聴含め約2000名出席のもと、「2026年度活動計画」「第14期(2026年度)予算」「『新中期ビジョン』の策定」など上程した全7議案を可決し、2026年度の活動を力強くスタートさせました。

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 大会冒頭、永島智子会長は、昨年の会長就任時に掲げた「組織拡大」「賃上げ」「政治」の3つの課題に言及。それぞれの取り組みに対する成果と課題、それらをふまえた今後の方向性を示し、「先人達が高い志を持って歴史を紡いできた結果、いまのUAゼンセンがある。加盟組合とUAゼンセン本部、部門、都道府県支部がより一層連携を強化し、共に新たな時代を切り拓いていこう」と呼びかけました

 

 本定期大会には、日本労働組合総連合会(連合)の芳野友子会長をはじめ、東京都の小池百合子知事、国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の野田佳彦代表らが来賓として出席。また、第27回参議院議員選挙(比例代表)で当選を勝ち取り、2期目の活動にまい進中の田村まみ組織内参議院議員も駆けつけました。田村議員は、「多くの応援によって与えていただいた6年間という任期で、UAゼンセンの組合員の皆さんはもとより、勤労者・生活者全体のために尽くしていきたい。現在、国会は閉じているが、ガソリンの暫定税率廃止をはじめ、多くの方々から寄せられている声を議論の俎上に上げ、着々と準備を進めている。先の国会で成立した『カスハラ対策法』は大きな成果だが、それ以外にもまだまだ働く仲間の課題は多い。引き続き、全国の仲間達と共に政策実現に全力を注いでいきたい」と、あらためて働く仲間の声を国政に届ける決意を語りました。

 

 その後、2日間の日程のなかで、「2026年度活動計画」や「新中期ビジョン」の内容について議論。大会の最後には、永島会長によるガンバロー三唱による心合わせを実施。「新中期ビジョン」のもと、UAゼンセン全体で歴史を紡ぎ、新たな時代を切り拓くことを誓い合いました。

 

※本定期大会の内容は『UAゼンセン新聞』9月11日号に掲載。

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