昭和大学医学部・医学教育学講座の有馬牧子講師(医学博士)によるリモート講義の様子

 多様性協働局では、2022年12月15日(木)に「女性の健康と働き方セミナー」をWebで開催しました。事務局を含めた参加者89名のうち男性は28名の31%と、性別を問わず参加いただきました。

 現在、女性の4人に1人が辛い月経痛に悩み、更年期の辛い症状が理由で離職する人は約46万人規模、更年期離職による日本の経済損失は男女合わせて6,300億円と言われています。

 今回、まずは生理や更年期の症状など女性特有の健康について正しい理解を深めるために、昭和大学医学部・医学教育学講座講師(医学博士)の有馬牧子様より「女性のライフステージと健康づくり」について講演いただきました。

 

 また、イオンリテールワーカーズユニオンより、組合での取り組みについて共有いただき、不調による職場への影響を考え、職場での対応について意見交換を行いました。参加者からは、「女性の身体について改めて学ぶことができた」「男性にも更年期の症状があることを初めて知った」「職場でまずは知識を共有し、周知したい」「働き続けやすい制度を検討したい」などの感想が寄せられました。

 まずは生理や更年期の症状を知って、当事者の働きにくさや大変さを知りましょう。そして、どうしたらみんなが働き続けやすい職場になるか、性別や働き方を問わず、みんなで話し合っていきましょう。
 
 昭和大学医学部 医学教育学講座 講師(医学博士)有馬牧子様による講演「女性のライフステージと健康づくり」は、YouTube「UAゼンセンちゃんねる」にて、期間限定で2022年12月19日(月)~2023年1月31日(火)でアーカイブ配信中です。
 https://youtu.be/vMnur-FYb48
資料はUAゼンセンメンバーズ(加盟組合用)にアップしていますのでご活用ください。
 https://members.uazensen.jp/visitor/honbu/index.cgi?i=2&j=59&id=1670643340

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