UAゼンセンは、東日本大震災からの復興・創生へ向けた支援活動の1つとして、2014年以降、オイスカの「海岸林再生プロジェクト」にボランティアを派遣しています。今年度は6回計画しており、その2回目を5月19日に開催しました。

 

 当日は天候が不安定な中、北は実施県の宮城県から南は沖縄県まで19名の参加者と事務局4名の計23名が参加しました。保安林としてのクロマツ海岸林の重要性を理解しながら、午前中は、植栽したクロマツが根腐れなく成長するために、水はけが悪い場所から排水する溝を掘る溝切作業、午後はクロマツの成長を妨げる葛の除去作業をおこないました。また、参加者の一部はクロマツのモニタリング調査の手伝いを行いました。

 

 次回は7月に開催し、10月まで残り4回ボランティア派遣を予定しています。海岸林が震災前のような機能を取り戻すには年月を要しますが、しっかりと海岸林の重要性を伝え、再び生活のインフラとして、高潮防備、防霧、防風等の機能を発揮しできるよう、全国の仲間の団結と連帯のもと、引き続きボランティア派遣を継続していきます。

モニタリング調査
溝切作業
葛の除去作業
ボランティアに全国から集まった仲間の皆さん
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