UAゼンセン製造産業部門は、2024年8月30日(金)に「2024化学産業シンポジウム」をJEC連合と共催し、加盟組合労使、業界団体関係者など現地とWebを合わせて235名にご参加いただきました。
基調講演では、成城大学経済学部経営学科教授の平野創様より「カーボンニュートラル分野で、稼げる見通しが立つようなら着手ではなく、稼げるように育てる姿勢が重要」と、日本の化学産業における過去の成功事例から見える方向性をお示しいただきました。
その後、パネリスト報告では、坂倉防災研究所代表の坂倉啓史様、株式会社ENEOSマテリアル経営管理本部人事部四日市研修センターの橋本宏司様、三菱ガス化学株式会社執行役員グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門GEC推進室長の橋本晃男様にご登壇いただきました。パネリストの皆様より、企業、専門家のそれぞれの視点からご発表をいただき、カーボンニュートラル実現に向けた製品戦略、そして製品戦略の要である安定的な生産活動などを考える機会となりました。
最後に平野様をコーディネーターとして、パネルディスカッションを行いました。パネリストからは「化学プラントでIoT、AIを活用した自動運転、自動補修を目指したい」「一企業の声が通らない時には団体(労働、業界)の力が必要」などのメッセージをいただきました。
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