
それぞれの視点から熱弁をふるった弁士の皆さん(前列)
UAゼンセンは、組合員が主体性を持って自己主張する場として毎年「私の主張」を開催しています。本年、第75回「私の主張」には、前回を大きく上回る223名が出場。このうち、都道府県支部大会、ブロック大会を勝ち抜いた8名の弁士が進出しました。2025年8月2日、高知県高知市「ちより街テラス(ちよテラホール)」で開催した全国大会において、8名は聴衆を前に熱弁を披露。Zoomをつうじて全国の仲間達が見守るなか、厳正な審査の結果、中国ブロック代表の山本勇太さん(広島県支部/ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本ユニオン)が見事優勝に輝きました。
"相手を思いやる『視点』が組合活動や仕事をより良い方向に導くカギ”

弁士は会場・オンラインで大勢の聴衆を前に熱弁を披露した
2025年8月2日、第75回「私の主張」全国大会冒頭、審査員長を務める西尾多聞書記長は、都道府県支部大会、ブロック大会を勝ち抜いた8名の弁士を称えるとともに、「本日、これまで各都道府県支部、ブロックで切磋琢磨され、研ぎ澄まされた選りすぐりの8名の弁論を拝聴できることをうれしく思っている。『私の主張』の意義をあらためて考えると、労働組合自体が社会正義を実践する組織であり、自身の体験からみずから課題意識を持ち、それを発露していくことの重要性に思い至る。弁士の皆さんが、自身の弁論を伸び伸びと披露されることを期待したい」と提起しました
会場・オンラインで大勢の仲間が見守るなか、8名の弁士による弁論が終了すると、審査員による審査を実施。厳正な審査の結果、中国ブロック代表の山本勇太さん(広島県支部/ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本ユニオン)が優勝を勝ち取りました。また、準優勝には倉田舞さん(群馬県支部/セブン&アイ・フードシステムズ労働組合)、第3位に子安朱絵さん(京都府支部/平和堂労働組合)が選ばれました。他の弁士には、敢闘賞が授与されました。
審査結果をふまえ、優勝した山本さんに対して、西尾書記長は「皆、それぞれの視点から社会や組織、人とのつながりを題材とした素晴らしい弁論を披露していただいた。中国ブロック代表の山本さんの弁論は、組合活動の基本である『相手を思いやる視点』に、自身の体験をつうじて気づかれ、今後も前向きに活動にまい進していく決意が聴く者の心に響いたことが審査員に評価されました」と講評を述べた後、表彰状を授与しました。