UNI-LCJ*は毎年、海外のUNI職員や加盟組織役員等を講師に迎えて、英語でのコミュニケーションを図りながら国際労働運動について学ぶ『UNI-LCJユースキャンプ』を開催しています。本年は8月1日~3日に神戸で開催し、UAゼンセンより8名が参加しました。

 

 UNIが展開する国際労働運動の取組みや、平和や民主主義の重要性について学び、海外から来日した講師や他の産別の若手組合員と積極的に意見交換を行いました。本研修は、国際労働運動について学ぶだけでなく、国内外の様々な産業で働く若手労組役員とネットワークを作る機会になっています。

 参加者からの感想をご紹介します。

 

*UNI-LCJ (UNIグローバルユニオン日本加盟組織連絡協議会)

 UNIとは、サービス産業で働く労働者を組織する国際産業別労働組合。世界150か国、900組織、2000万人が加盟。UNI-LCJは、日本の加盟組織とUNIの活動を推進する協議会です。

 

参加者の声:ラピスセミコンダクタ労働組合 中村 耕さん

「英語力には自信のない私でしたが、海外の労働組合について興味があり、思い切って今回のセミナー参加に手を挙げました。講師の方々の助けもあり、私の英語力でも密なコミュニケーションを取ることが出来ました!普段は関わることのない他の産別の仲間とも仲良くなり、多くの友人を作ることが出来、参加してよかったです。」

参加者の声:髙島屋労働組合 神野 恭平さん

「労働組合の組織化や国際的な課題、阪神淡路大震災の視察など、多岐にわたるテーマを学びました。
全て英語で進行されたためコミュニケーションに苦労しましたが、他労組の方と連携してグループワークに取り組み、自労組の活動では得ることのできない横のつながりを得ることができました。海外の労働運動の事例は、視野を広げるきっかけとなり、国際的な連帯の重要性を実感しました。」

UAゼンセンの参加者の皆さん(右側が中村さん、左側が神野さん)
参加者の皆さん
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