菅官房長官に署名簿を手渡す松浦会長(左)
UAゼンセンは、日本人拉致被害者全員が一刻も早く北朝鮮から救出されるように、署名活動やカンパ活動などさまざまな活動を展開しています。
2020年7月10日夕刻、松浦昭彦会長、川合孝典組織内参議院議員、田村まみ組織内参議院議員、西岡諭志ヤングリーブス委員長ら6名が首相官邸を訪問。松浦会長が過去最多となる署名83万72筆(昨年は50万余筆)を菅義偉官房長官兼拉致問題担当大臣へ手渡し、「拉致被害者家族の高齢化が進んでおり、一日も早い被害者全員の帰国へ向けて最大限の努力をしてほしい」と訴えました。
これに対し、菅大臣は署名に対する謝意とともに、「先月、横田滋さんがご逝去された。ご存命のうちに、めぐみさんを取り戻せなかったことは痛恨の極みだ。この83万筆以上の署名は政府の拉致問題解決への取り組みの大きな後押しになる。署名の一つひとつに込められた思いをしっかり受け止め、認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者を一日も早く取り戻すために全力で取り組んでいく」と決意を述べました。
署名簿の提出は例年4月に行っていましたが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて提出時期を延期していました。
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