1回目の緊急事態宣言下における労働組合活動と職場の状況や組合からの要求について事例集を取りまとめました。
 緊急事態宣言下の労働組合活動においては、対話活動の変更や会議運営の工夫について、WEBの活用や感染対策を工夫しながらの組織運営が進められています。
 コロナ禍における職場の状況、組合からの要求については、休業補償や手当の要求、学校休校の対応など具体的な事例を紹介しています。

 
【取り組みの特徴】

◆小田急商業労働組合連合会 小田急百貨店労働組合
 感染者・濃厚接触者に特別休暇の付与。雇用調整助成金の活用は、 正社員・契約社員・パートタイマーに対し、100%の休業補償で満額支給。

 

◆ライフ労働組合
 2018年近畿、2019年首都圏を襲った台風の影響時に通常営業をしたことへの従業員の不満の高まりについての反省を生かし、災害時に従業員の安全・安心に配慮した店舗運営や対応を迅速に行いながら顧客サービスすることを労使で検討し、コロナ禍の対応につながった。

 

◆そごう・西武労働組合
 若手の視点で、環境の変化をきっかけにWEBによる会議運営を提案。定期大会は規約を変更し、オンライン中心で実施。コロナ収束後もWEBミーティングを検討。

 

◆コープこうべユニオン
 コロナ禍の頑張りに対する組合員の手当を要求し、全従業員に5,000円分の商品券を配布。オンラインの組合活動では、WEBを活用した学習会やレクリエーションを実施。

 

◆立川メディカルセンター労働組合
 現場の感染リスクに配慮しながら、通常勤務体制を整え雇用を守る。医療従事者として感染しないための対策の徹底と、危険手当の要求で処遇改善。

 

◆イオングループ労働組合連合会 イオンファンタジー労働組合
 1回目の緊急事態宣言下、行政の要請により全店休業したが、在籍のまま雇用形態に関わらずスーパーなどへの応援勤務を実施。従業員にはパートタイマーが多く、職場の声を意識しながら労使対話で処遇改善。

 

◆アークスグループ労働組合連合 フクハラ労働組合
 組合からの感謝支援活動として、3,000円の商品券を全組合員に配布。休校要請の対応は特別有給休暇を付与することにより100%の休業補償。

 

◆ダイナムユニオン
 コロナ禍で新しい労使プロジェクトを立ち上げ。丁寧な説明を心掛けた「社外インターンシップ制度」を構築。

 

◆すかいらーく労働組合
 コロナ以前から要求していた営業時間短縮は、深夜営業をやめることにつながった。
 正社員の生活スタイルが大きく変わり、モチベーションが上がったとの声がある。

 

◆ワタミメンバーズアライアンス
 現場からの声を受けて、副業・兼業を解禁に。外食産業が好きで働いている人たちの生活を何とか守っていきたいという思いを反映。

 

◆ノテユニオン
 執行部では、感染対策をしながら、対面での会議運営を工夫。職場では子育て環境を整え、臨時で託児所を設置。

 

◆ウエルシアユニオン
 WEBを活用し、組合員が参加できる交流会をブロックで開催。開催時間帯や参加しやすい雰囲気づくりを工夫。

 

◆マルハンユニオン
 WEB上のグループウエアを活用し、ヒアリングやミーティング後の報告を含めて、執行部と支部や職場とのコミュニケーションに工夫。

 

◆アークスグループ労働組合連合 ラルズ労働組合
 店舗巡回を自粛し、各職場に意見箱を設置することにより、声を集める活動を実施。

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