2022年12月17日(土)、教育委員会が主体となり岐阜嚆矢塾「交渉力強化研修会」を開催しました。岐阜嚆矢塾とは、岐阜県支部が実施する労働組合リーダー育成教育の総称で、今回は「交渉力強化研修会」として、2023労働条件闘争で実りある交渉を実現することを目指し、団体交渉の進め方について学習しました。

 当日は、受講生14名、教育委員および事務局9名の総勢23名が出席。初めに、労働三権や労働組合法、UAゼンセン綱領などを交えつつ座学で団体交渉について学び、その後に模擬団体交渉を行いました。

 労組側として団交に臨む受講生は、緊張した面持ちで臨みましたが、会社側の相手を翻弄するかのような態度や発言に惑わされることなく、会社側の不遜な態度に毅然とした指摘や、会社側の発言を聞き漏らすまいと真剣にメモを取るなど、組合員のために成果を勝ち取ることに努めました。

 

 参加者からは団体交渉の大切さや厳しさを、労働条件闘争前に体験できたことへの感謝の言葉が多く寄せられました。一方、会社側として団交に臨んだ教育委員からは、実際の交渉相手がどのように考えるかを体験でき、こちらも貴重な経験ができたとの感想が寄せられるなど、参加者全員にとって大変有意義な研修会となりました。

模擬団交で会社側の発言を一言も聞き漏らすまいとメモを取る受講生
受講生の皆さん
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