UAゼンセン三重県支部(楠本敏久支部長)は5月23日(火)、三重労働局長に対し、三重県最低賃金の改定に向けた要請を行いました。当日は楠本支部長ならびに短時間組合員が多数いる組織を代表して全サンシユニオンの稲寄雄一中央執行委員長(三重県支部流通・サービス協議会議長)が同席しました。

 

<要請内容>
(1) 成長と分配の好循環から社会・経済再生、低賃金構造からの脱却を実現する上で、三重県最低賃金も実効性の高い賃金水準の確立に向けて、UAゼンセン三重県支部が目指す「三重県最低賃金1,027円」に改正すること。
(2) 最低賃金の引上げにあたり、高い技術を継承しながら生産活動を続ける中小・零細企業の人材確保、生産性向上に向けて実効性のある総合的な支援の拡充をはかること。
(3) 三重県地方最低賃金審議会において、意見書の提出および労働者・使用者、その他関係者の意見陳述の機会を確保すること。特に有期雇用労働者の意見を尊重すること。

UAゼンセン三重県支部の楠本支部長(中央)と稲寄委員長(全サンシユニオン)から三重労働局へ要請書を提出
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