2023年度男女共同参画推進キャンペーンでは、短時間組合員向けミニ交流会 ウェブ「全国のみんなとつながろう!」を毎回異なるテーマで実施しています。6月22日(木)には、「年収の壁について語ろう」を開催しました。多様性協働局より年収の壁や社会保障に関する基本的な情報の提供、田村まみ参議院議員より国会での動きや日本社会の今後の見通しなどをお話しいただきました。

 

~意見交換の参加者の声(抜粋)~
○労働組合が生活のために時給を上げる交渉をしているが、パートさんにとっては時給が上がることで、労働時間の調整のため年末に休まざるを得ないことが起こる。職場に迷惑をかけてしまうという思いから、「それなら時給は今のままでもいい」という意見が現場にはある。
○厚生年金に入ると、具体的にどの程度年金が増えるのかが示されるとよい。いっしょに働いている人の中には、昔の感覚で25年間納めないと年金もらえないと思っている人もいる。
○配偶者(夫)の家族手当がいくらなのか分からない状態のまま、夫から「扶養内で働いてほしい」と言われてその通りにしているという実態も現場ヒアリングでは出ている。

 

 今回いただいた意見を参考に、組合員が正しい知識を持ち、それぞれの収入と生活について考えていけるようにサポートします。また、今後も意見を集約し、年収の壁について取り組みます。

 次回7月7日(金)13:00~13:30は、川合たかのり参議院議員と一緒に「年収の壁」について話し合う予定です。短時間組合員以外の方も、ぜひご参加ください。

 

<資料URL>(UAゼンセンメンバーズサイト)
https://members.uazensen.jp/visitor/honbu/index.cgi?i=2&j=59&id=1684482022

RELATED関連記事