”加盟組合の積極的な参加・参画で新しいUAゼンセン運動を創造する”
加盟組合の積極的な運動への参加・参画を呼びかける松浦会長
2023年9月13~14日、UAゼンセンは東京国際フォーラム(東京・有楽町)において、第12回定期大会を開催しました。昨年の第11回定期大会で決定した「2023~2024年度運動方針」の中間年に当たる本大会には、約880名の代議員、特別代議員が出席(うちWeb参加24名、女性比率は30.3%)。大会・中央委員会で議場に直接出席することが困難な代議員・中央委員のリモート出席を可能とする「UAゼンセン議事規則ならびに選挙規則の改正」をはじめ、「2024年度活動計画」「第12期(2024年度)予算」など上程した全8議案を可決しました。
今回、「一般活動報告」に関する質疑応答に際しては、本年8月31日にそごう・西武労働組合が西武池袋本店で実施したストライキに関する質問が多数投げかけられました。具体的には、この間、そごう・西武労働組合と行動を共にしてきた流通部門百貨店部会の所属組合から選出された代議員を中心に、UAゼンセンのそごう・西武労働組合に対する支援のあり方や持ち株会社・ホールディングスといった組織形態における労使関係、産業別組織としての行動やその検証などが提起されました。これらに対し、松浦昭彦会長、古川大 書記長はともに「いただいたご意見は真摯に受け止めたい。皆さんとしっかり議論しながら対応を検討し、行動に移していきたい」旨を答弁しました。
”私達の代表・田村まみ組織内参議院議員をふたたび国政の場に”
大会出席者を前に壇上で力強く決表明を行う田村議員
加えて、本定期大会においては、カスタマーハラスメント対策の充実や「年収の壁」問題の解消、薬価や介護・診療報酬の適正な改定など、組合員の雇用と生活に関する課題に全力で取り組んでいる現職の田村まみ組織内参議院議員を、第27回参議院議員選挙(比例代表)に組織内候補として擁立することを満場の拍手で決定。これを受けて、田村議員は「この4年間、私の国会活動の原点には、つねに組合員の皆さんの”声”があった。残りの2年間の任期も、目の前にある課題を『すべて解決する』という強い思いで頑張っていきたい。また、その先も、組合員の皆さんと行動を共にし、”より良い未来”を築いていきたい。今回の擁立決定を受けて、改めて、私自身が勇気と覚悟を持って、組合員の皆さんの”声”を糧に、政策実現に力を尽くしていきたい」と力強く決意表明を行いました。
最後に、2日間にわたる本定期大会は、松浦昭彦会長のガンバロー三唱で幕を閉じました。
※本定期大会の内容(会長挨拶、質疑応答の要約を含む)は『UAゼンセン新聞』9月21日号に掲載。