UAゼンセンは、東日本大震災からの復興・創生へ向けた支援活動の1つとして、今年より岩手県陸前高田市でNPO法人桜ライン311がおこなっている「桜の植樹プロジェクト」にボランティアを派遣しています。

 

 UAゼンセンとして今年最後となる活動は、11月10日に参加者と事務局の計20名で実施しました。当日は、秋晴れの中、震災犠牲者に黙祷を捧げた後、桜ライン311のスタッフによる指導を受けた後、4人1組で各1本の苗木を植え、計5本を植樹しました。

 

 植樹後は、「陸前高田ワタミオーガニックランド」で桜ライン311の岡本代表の講演と「東日本大震災津波伝承館」で津波の事実と教訓を学習し、防災・減災に対する理解を深めました。

 

 今年は計2回実施し、延べ44名がボランティアとして参加しました。このプロジェクトは、岩手県陸前高田市の津波最大到達地点を結ぶ総延長170kmに桜を10メートル間隔で植樹していく活動で完了までに年月を要しますが、再び同じような津波が発生したときに避難の目印とし、人命が失われる悲しみを繰り返さないことや震災の教訓を後世に伝承するため、全国の仲間の団結と連帯のもと、来年度以降も引き続きボランティア派遣をおこなっていきます。

桜の苗木を植える作業風景
全国から集まった仲間の皆さん
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