2024年1月31日(水)、日本介護クラフトユニオン(NCCU)、丸山広島市議会議員(組織内)、UAゼンセン広島県支部と広島市介護事業担当課との意見交換を実施しました。

 介護業界で「専従者」と位置付けられる管理者ですが、実態では多くの管理者がケアマネジャー等の業務を兼務しています。現行のルールでは兼務の制限について曖昧な表現となっており、深刻な人手不足の中、過度な兼務がマネジメント業務に支障をきたすといった問題が出てきています。

 NCCU・UAゼンセンとしては意見交換の中で、現場の担当官の対応とこれからの対策を確認した上で、国のルール整備を待つことなく、現場の声を実際に聞く立場の各自治体が先頭に立ち、管理者の皆さんの労働環境を守ること、ひいては介護業界全体の労働環境の改善につなげることを強く要請しました。

 

<出席者>
■広島市健康福祉局 高齢福祉部介護保険課
 谷田課長
 清水事業者指導・指定担当課長
 他、各課長補佐2名

■日本介護クラフトユニオン
 磯部中四国総支部長
 山田中四国総支部運営副委員長(主任ケアマネジャー)
 久保中四国総支部常任委員

■広島市議会議員
 丸山市議(組織内)

■UAゼンセン
 香西支部長、山守常任

<議題>
■管理者の専従義務・兼務について

広島市介護事業担当課との意見交換の様子
介護現場の実情を説明する日本介護クラフトユニオンの皆さん
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