2025年5月27日、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにおいてGFA(グローバル枠組み協定)締結三組織情報交換会を開催し、髙島屋労働組合、ミズノユニオン、イオングループ労働組合連合会の担当者が参加しました。
GFAとは、多国籍企業、GUF(国際産別組織)、当該企業別組合、当該産別組織が、労働、人権、環境に関し普遍的に認知された原則にもとづき行動し、世界的レベルでともに協力しながら推進していくことに合意、締結するものです。日本では、髙島屋(2008年11月)、ミズノ(2011年11月)、イオン(2014年11月)の三社が締結しています。
それぞれの組織において、労使で協力して事業活動の労働・人権・環境への影響の把握と配慮を続けており、毎年締結四者で開催するGFA検証会やGFAに関する組合員や会社への周知・働きかけなどを実施しています。
UAゼンセンもGFAは国際公正労働基準の確立や安定的な労使関係の構築にむけた強力で有効なツールであるとの立場から、より多くの加盟組合労使にGFA締結を働きかけ、人権デュー・ディリジェンスの推進に取り組みます。
<ご参考>
ミズノの事例を基にした「労働組合による人権への取り組みとGFA締結の推進」が公益社団法人教育文化協会主催「第20回私の提言」で奨励賞を受賞しています。
第20回私の提言入賞提言の決定について 公益社団法人 教育文化協会(ILEC)

GFA締結三組織情報交換会
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