2025年9月7日(日)、ホテルセントパレス倉吉にて「北朝鮮による拉致被害者支援学習会」を開催しました。今回の学習会には、7組合17名に加え、連合鳥取から11名の参加があり、計28名が拉致問題について理解を深めました。
学習会では、運動推進局の田中智局長より、現在までの取り組みについて報告があり、これまでの活動の経緯や今後の課題について説明をおこないました。
また、特定失踪者問題調査会より村尾建兒幹事長を講師としてお招きし、「もし、あなたの大切な家族が拉致されたら」というテーマで講演をいただきました。村尾幹事長からは、工作員が日常に紛れて生活している現実や、誰もが拉致の危険性にさらされていることが語られ、参加者一同、改めて拉致の恐ろしさを認識しました。
開催当日は、拉致被害者・松本京子さんの誕生日でもありました。京子さんのお兄様である松本孟さんにもご参加いただき、現在の心境やご家族としての思いをお話しいただきました。その言葉には、長年にわたる苦しみと、妹の帰国を願う切実な思いが込められており、参加者の胸を打ちました。
拉致された方々が一日も早くご家族のもとへ帰れるよう、私たちは今後も支援の輪を広げ、理解と関心を深めていきます。

松本孟さん(中央右)と特定失踪者問題調査会の村尾幹事長(中央左)を囲んで

学習会の様子
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