2025年10月3日(金)、宇都宮市・鹿沼市にて流通業種協議会の視察研修会を開催しました。今回は8組合より10名が参加し、地域の注目施設を訪問・見学しました。
 
 最初に訪問したのは、株式会社Genki Global Dining Conceptsが展開する「魚米鶴田店」です。回転寿司チェーン「魚べい」がブランドを一新し、新たな旗艦店として誕生した「魚米(うおべい)」を視察しました。
 近年、すし業界では競争が激化する中、「魚べい」は魅力の再構築を図り、より洗練されたサービスと品質を提供するためにリブランディングを実施しました。視察では、こだわりの空間づくりやメニュー構成について説明を受け、昼食を取りながら店舗の特徴を体感しました。
 
 次に訪問したのは、産業廃棄物・一般廃棄物の中間処理を行う「サンエコサーマル株式会社」です。同社では、焼却による減量化だけでなく、熱回収による発電(サーマルリサイクル)を実施しており、官民連携によるバイオマス発電にも取り組んでいます。
 視察では、親会社である月島機械株式会社と鹿沼市が連携して進める地域電源供給プロジェクトについて説明を受け、施設内の設備を見学しました。
 
 最後に、「カトレアガーデン宇都宮南」跡地に新たに開業した商業施設「アクロスプラザ宇都宮インターパーク」を訪問しました。施設には「スポーツデポ/アルペンアウトドアーズ/ゴルフ5」「ヤマダデンキ」「生鮮市場TOP!」の3店舗が入居予定ですが、当日は「スポーツデポ/アルペンアウトドアーズ/ゴルフ5」のみが開店しており、そちらを中心に視察を行いました。
 市内最大規模の売り場面積を誇る新型店舗の構成や陳列方法などを確認し、非常に充実した内容となりました。
サンエコサーマル株式会社の焼却炉の見学風景(左)、視察参加者の皆さん(上段右)