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永島氏

出席者を前に「友愛の丘」への思いを語る永島会長

 

 中央教育センター「友愛の丘」(岡山県岡山市建部町)は、わが国の労働運動において他に類を見ない教育施設として、1976年の創立以来、ゼンセン同盟、UIゼンセン同盟、UAゼンセンの教育活動の中心地として、これまで50年間にわたり人材育成と組織強化を支えてきました。2026年5月29日、友愛の丘において創立50周年記念式典・レセプションを開催しました。

 

これからも日本の労働運動を担うリーダーの育成を続ける

 

 当日、岡山県岡山市建部町の広大な自然に囲まれた中央教育センター「友愛の丘」には、常任中央執行委員、中央執行委員、歴代のセンター長・トレーナーをはじめ、100名以上が参集。式典の冒頭には、友愛の丘創立に当たり、宇佐美忠信ゼンセン同盟会長(当時)が記した「設立の譜」を高木成也トレーナーが読み上げました。

 

 続いて、挨拶に立った永島智子会長は「加盟組合の皆さんをはじめ、多くのUAゼンセンの仲間達や地域の方々の支えによって、中央教育センター『友愛の丘』は半世紀にわたり歩みを続けてくることができた。これまで、友愛の丘は多くの仲間達が集い、学び、連帯を深め、新たな力をはぐぐむ拠点として機能してきたが、宇佐美忠信元ゼンセン同盟会長が掲げた『自由と民主主義を血肉とし、人の心の痛みの分かる人間を育てる』という理想は、いまなお色あせることなく根付いている。引き続き、時代の要請に応えながら、50年間の歴史を誇りとし、次の世代につなぐ大切な財産として、民主的な労働運動の学びと連帯の場として、友愛の丘を大切にしていきたい」と述べました。

 

 また、浅川淳中央教育センター長は、「それまでなにもなかったこの土地を切り拓き、これだけ大きな充実した教育施設を築いたのは、働く仲間達の思いと支えがあってこそ。自分自身、この『友愛の丘』で厳しい研修を受けた思い出があるが、これからもさまざまな研修をつうじて、先人達の思いをしっかりと未来につないでいきたい」と語りました。

 

 その後、出席者全員で「友愛の丘建設の記録」と題した映像を鑑賞。教育活動の重要性を組織全体で共有し、「みずからの手で教育施設を建設する」という強い意思のもと、組合員一人ひとりでカンパを集め、地域住民にも愛される施設を建設していった軌跡を分かち合いました。

 

労働運動の充実にはリーダーの育成が必要不可欠

 

逢見氏

労働組合による教育活動について語る逢見元会長

 

 その後、富士社会教育センターの逢見直人理事長(元UAゼンセン会長)を講師に招き、「『友愛会』を源流とする労働組合学校の足跡から『友愛の丘』を考える」と題した記念講演を行いました。講演のなかで、逢見理事長は第二次世界大戦後の労働運動の興隆を概観するとともに、各時代においても働く仲間に必要な教育を届ける必要性が重視されていたことを指摘。「当局の規制や資金難などに直面しながらも、一貫して『労働組合の活動をけん引するリーダーを育てる』ことに心血を注いできた。それほど、労働組合が取り組む教育活動は非常に重要なもの」と提起しました。これをふまえ、友愛の丘に携わった先人達の言葉を紹介しながら、「UAゼンセンは、日本の労働運動の本流の歴史を受け継ぐ『正統』な組織であり、人材教育はこれからのUAゼンセン運動の基盤となるもの。今後も貴重な財産である友愛の丘とそこに込められた先人達の思いをしっかりと受け継いでいく必要がある」と強調しました。

 

 式典後には、スクラムホールに会場を移し、記念レセプションを開催。歴代のセンター長をはじめ、多くの出席者が友愛の丘に対する思い出や歴史、思いを共有。盛況のうちに中央教育センター「友愛の丘」創立50周年を祝い合いました。

 

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