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組合員の声にもとづく活動が組織強化の第一歩

 

コラージュ

2027年度の活動を力強くスタートした

 

 2026年10月8~9日、インド・バンガロールにてUNI-LCJ(日本加盟組織連絡協議会)・UNI-ILC(インド加盟組織連絡協議会)の共催によるセミナーが開催され、UAゼンセン流通部門 福本執行委員がUNI-LCJ代表団の団長として参加しました。

 

 本セミナーは、UNI-LCJのアクションプランにもとづき、毎年開催されており、今年で第13回を迎えます。毎年のセミナーでは、インドの青年・女性労働組合役員の育成と、集団的労使関係の構築へ向けた同一産業内・企業内での労働組合間の強固なネットワーク作りを目的とし、UNI-ILCに加盟するすべての産業の労働組合の若手役員を対象としています。

 

 セミナーでは、組織化、パートナーシップ労使関係(建設的労使関係)、労働安全衛生、ジェンダー平等のテーマに関して、日本の取り組みについて報告を行いました。福本執行委員は、UAゼンセンが取り組む組織化の手法について講義を行いました。とりわけ、組合員の声をもとに、職場の課題を解決することで、さらなる組織化につながることを強調。UAゼンセンが多くのパートタイム労働者を組織化しており、組合員の声をもとに、カスタマーハラスメント対策に取り組んだ結果、法改正に結び付けることができたことを事例として共有すると、多くの質問が寄せられました。また、カスタマーハラスメントは、インドでも共通の課題であることが認識されました。

 

 今後も、パートナーシップ労使関係の概念をアジアに広めるために、UAゼンセンはUNI-LCJの活動に積極的に参加してまいります。

 

【福本執行委員からの感想】

 今回のセミナーをつうじて、インドのUNI加盟組合の皆さまと組合組織や主要活動、現在抱えている課題等について情報交換を行いました。インドの労働組合は大きく「管理職組合」と「一般従業員組合」に分かれ、それぞれの支持政党によって産業内・職場内に複数の労働組合が存在しているため、労使関係は複雑です。また、時には組織拡大において対立することもあるといった課題もあります。しかしながら、従業員が主体的に組合に加入しているため、組合活動へのモチベーションがとても高いことに刺激を受けました。例えば、政治に対する要請活動も積極的に行われており、ジェンダー平等推進の取り組みは日本以上に進んでいる印象を受けました。インドでは現在、アマゾンの組織化プロジェクトが進行中であり、引き続き、連携をはかりながら、お互いにさらに強い組織を目ざして活動を進めていきたいと思います。

 

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