UAゼンセンは4月5日午前、2019労働条件闘争第三のヤマ場(集中回答日)を終えて、妥結状況などについて記者会見を開催しました(出席した報道関係者は9社13名)。
冒頭、松浦昭彦会長が4月1日午前10時時点の妥結状況について、全体の傾向として正社員は概ね前年並みを確保、パートタイマーは前年を上回る成果が出ていると報告。先行して妥結した大手、中核組合が前年同水準以上の結果を出したことが後続に好影響を与えたと述べました。
続いて、松井健政策・労働条件局長と永井幸子短時間組合員総合局長が妥結状況および働き方改善の労使合意結果について言及。「中小組合の妥結率が大手と同程度で、底上げ・格差是正の成果を上げている」「パートタイマーの平均引き上げ率は4年連続で正社員を超え、均等・均衡処遇に向けた取り組みが進んでいる」「働き方の改善についても、同一労働同一賃金の法整備をふまえ、家族手当の改善など短時間組合員の均等・均衡処遇の改善、勤務間インターバル規制の導入など多くの組合で進展している」旨を述べました。
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