現在、ロシアによる軍事侵攻は、ウクライナに甚大な被害と悲しみを及ぼし、世界に衝撃と混乱をもたらしています。そのようななかで、ウクライナの労働組合は、戦火にさらされながらも、組合員に対して生活物資提供などの支援を行っています。
これを受けて、国際労働組合組織においても支援が進んでいます。ITUC(国際労働組合総連合)およびUAゼンセンが加盟する国際産業別組織(GUF)は、ロシアによる軍事侵攻を非難し、即時停戦と平和を求める声明を発出。さらに、ウクライナへの支援金拠出も進んでいます。
UAゼンセンもこの支援活動に賛同し、上部組織である連合(日本労働組合総連合会)や各GUFをつうじ、支援を行っています。支援金の拠出については、連合は3月30日に500万円をITUCに拠出することを決定。また、UAゼンセンが加盟するGUFでは、インダストリオール(国際製造)や、UNI(国際商業・通信)、IUF(国際食品)、BWI(国際建設林産)の日本加盟組織協議会が支援金を拠出しています。
各組織が拠出する支援金には、UAゼンセンの組合員の皆さんの組合費が生かされています。
RELATED関連記事