2022年9月14日(水)、第2回目となる「カスタマーハラスメントに関する情報交換会」が自治労本部で開催されました。UAゼンセンをはじめ、連合本部、他産別より全12組織24名が集まり、各組織における取り組み状況の共有や、今後の運動の推進に向けた検討が行われました。

 

 冒頭、自治労の伊藤功書記長による開会挨拶の後、連合の井上久美枝総合局長より、「2023年度は、カスタマーハラスメント対策を活動の中心に据え、社会的気運の醸成、しいては国内法の改正、ILO第190号条約(仕事の世界における暴力及びハラスメントの撤廃に関する条約)の批准につながるよう取り組む。」との発言がありました。

 

 UAゼンセンからは、西尾多聞副書記長が、「関係産別が継続して情報交換を行うことは、運動を作っていくうえで大変重要。サービスを受ける側もする側も共に尊重される社会にむけて、力をあわせ取り組んでいきたい」旨を述べたのに続き、西村正光総合サービス部門副事務局長、佐藤宏太流通部門執行委員が、直近の取り組みについて報告を行いました。

 

 その後、厚生労働省の「職場のハラスメント撲滅月間」にあわせた活動や調査の実施など、今後の具体的な取り組みについて、意見交換が行われました。最後に、カスタマーハラスメントの撲滅にむけて、連合に集う産別間で力をあわせ、運動を推進していくことを誓い合いました。

 

【参加した産別組織】
 UAゼンセン、自動車総連、自治労、生保労連、電力総連、運輸労連、JEC連合、私鉄総連、損保労連、航空連合、全労金

RELATED関連記事