成長産業とされている介護業界では、長引くコロナ禍の利用控えによって事業収入が減少し、事業者の倒産件数が増加しています。また、介護従事者の賃金は産業平均と比べ低く、離職の増加や入職者の減少も進んでいる状況です。

 

 UAゼンセンと日本介護クラフトユニオン(NCCU)は2022年12月9日、介護業界の持続的成長と介護保険制度の維持の観点や昨今の物価上昇を踏まえ、物価上昇率を超える臨時の介護報酬改定を行うこと、介護従事者の処遇改善策を拡充すること、以上2点を厚生労働省に要請しました。

厚生労働省ロビーでの記者会見の様子。右から、NCCU染川会長、村上副会長、島事務局
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