松浦中央闘争委員長によるガンバロー三唱

 UAゼンセンは2023年3月9日、「2023賃金闘争・統一地方選挙“必勝”総決起集会」をホテルイースト21東京で開催し、1,085名(会場参加281名、Zoom+YouTube視聴804名)が参加しました。

 

 冒頭、松浦昭彦中央闘争委員長が『闘争宣言』を行い、「現在の物価上昇における局面で、組合員の生活を守る労働組合の存在意義を果たすため、中小を含めすべての組合の賃上げを目指して力を結集し取り組む」と、決意を表明しました。続いて、製造産業部門、流通部門、総合サービス部門の各所属加盟組合からヤマ場に向けた取り組み報告を受け、組合員の期待に応えるべく交渉に臨む決意が述べられました。

 

 次に、古川大中央闘争書記長より情勢報告として、今次賃金闘争に臨むUAゼンセン加盟組合(1,788組合、1,814,648名)の確認と、3月3日時点で要求・交渉入りしている加盟組合の要求集約状況(正社員組合員加重平均:15,006円・5.16%、短時間組合員加重平均:66.1円・6.35%)、さらには9日までに23組合が要求満額の会社回答を引き出した妥結状況(正社員組合員平均:15,274円・5.28%、引き上げ分:10,710円・3.72%)の報告があり、「組合員の生活を守り、デフレからの脱却、賃金と物価の好循環、人材確保に向けて最後まで頑張ろう」と、集会参加者に向けて力強く訴えました。

 

 続いて、4月に施行される「統一地方選挙」の必勝に向け、UAゼンセン都道府県支部が推薦する候補予定者83名を映像にてリレー形式で紹介、さらに東京都支部が推薦する5名の議員が登壇し、闘いに向けた決意が述べられました。そして、2023賃金闘争・統一地方選挙“必勝”を期して、全国のヤングリーブスメンバーの事前収録映像による「決起パフォーマンス」が披露され、会場を盛り上げました。

 

 最後は、松浦中央闘争委員長が「これまでの満額回答の流れを引き継ぎ、“共闘の力”で成果を勝ち取っていこう」と訴え、参加者全員の力強いガンバロー三唱で締めくくりました。

全国のヤングリーブス委員による決起パフォーマンスの様子(事前収録)
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