2023年7月7日(金)、UAゼンセンは「2023年度UAゼンセン重点政策」にもとづき、厚生労働省に対する要請を行い、その中で総合サービス部門からは「医療・介護従事者の処遇改善」について、担当部局と意見交換を行いました。

 2023労働条件闘争で他産業のような賃上げができなかった実情を踏まえ、処遇改善につながる2024年度の診療報酬、介護報酬改定について強く訴えました。担当部局からは要請内容を踏まえ、中央社会保険医療協議会(診療報酬)や介護給付費分科会(介護報酬)で議論を深めていく旨の回答がありました。

 

【医療分野】診療報酬改定の基本方針に「処遇改善」「人材確保」等の文言を明記し、労使で賃上げに向けた積極的な協議ができるよう環境を整備すること。
【介護分野】物価高騰に負けない報酬改定とし、処遇改善につながる制度を構築すること。

左写真:松浦会長から羽生田副大臣(厚生労働省)に要請書を手交、右写真:担当部局との意見交換
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