UAゼンセン製造産業部門は2024年5月28日(火)に「2024繊維産業シンポジウム」を開催し、加盟組合労使、業界団体関係者など現地とWebを合わせて134名にご参加をいただきました。
基調講演では、株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIO代表取締役の梶原加奈子様よりグローバル販路の開拓、トレンドマーケティング、地方活性化に向けた新規事業ブランディングに携わられた今までの経験をご講演いただき、日本繊維産地の未来に向けてのメッセージをいただきました。
その後、パネリスト報告では、信州大学繊維学部先進繊維・感性工学科教授の上條正義様、岐セン株式会社代表取締役社長の後藤勝則様、経済産業省製造産業局生活製品課長の田上博道様にご登壇いただきました。パネリストの皆様より、産官学それぞれの視点からご発表をいただき、サステナブルという付加価値を市場にどう理解してもらうかを考える機会となりました。
最後に片倉労働組合の青木俊一中央執行委員長をコーディネーターとして、パネルディスカッションをおこないました。繊維産業発展のためには、クリエイティブとサステナビリティをどうやって融合させていくか、議論を交わしました。消費者の声を反映させた商品づくりを意識する、サプライチェーンが一致団結して取り組む等のメッセージをいただきました。