UAゼンセンは毎年、政策・制度に関する諸課題について、UAゼンセンの「綱領」「運動の基本」「中期ビジョン」をふまえ、早期の実現を目ざす政策や重要度の高い政策を「重点政策」として取りまとめています。7月29日、UAゼンセンは川合孝典組織内参議院議員と連携し、厚生労働省に対して「2025年度重点政策」(第5回中央執行委員会決定)にもとづく要請を実施しました。

 

働く仲間が抱える課題の解決へ向けて政策実現に全力

 

手交

永島会長から福岡厚生労働大臣に対して要請書を手交

 

 冒頭、UAゼンセンの永島智子会長から福岡資麿厚生労働大臣に対して要請書を手交。永島会長は「今回共有する『重点政策』には、全国の組合員から寄せられた声や現場の実態が込められている。この間、カスタマーハラスメント防止対策の義務化など、私達の組合員が抱える課題の改善が前進しており、引き続き、働く者の声を政策に反映させてほしい」と訴えました。

 

 これに対し、福岡大臣は「日ごろから、川合・田村両議員には、さまざまな政策課題について、ご指摘をいただいている。引き続き、課題解決へ向けて、政策実現に取り組んでいく」と応じました。

 

 その後、製造産業・流通・総合サービスの各部門の政策担当者を交え、厚生労働省の各部局と政策課題に関する意見交換を行いました。具体的には、「つながらない権利」を含む労働時間の改善や働く女性の健康サポートの強化、医療・介護従事者の処遇改善、安全衛生水準の向上、医薬品・医療機器の安定供給の実現などの課題を取り上げ、組合員から寄せられた声や現場の実態、必要とされる政策実現について意見を交わしました。

 

 UAゼンセンは引き続き、勤労者・生活者の目線に立った課題解決へ向けて、組織内・準組織内国会議員との連携を強化し、全国の組合員の声を国政に届ける政策実現活動に取り組んでいきます。

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