UAゼンセン福岡県支部は2025年10月24日(金)、万引きによる小売業の被害状況について、福岡県に対して対策強化を要請しました。
 要請では、全国および福岡県内における万引き被害の現状を報告するとともに、現場の小売業従事者が感じている負担の大きさを訴えました。特に、高齢者や外国人による万引きの増加、組織的な大量窃盗、インターネットを利用した盗品の処分など、犯罪の手口が多様化・巧妙化していることを指摘し、警察の管轄にとどまらず、県としても積極的な対策を講じるよう求めました。
 これに対し、生嶋副知事は、警察現場での経験を踏まえた見識をもとに、「万引き犯罪への対応状況や、現在設置されている『福岡県万引き防止連絡協議会』の機能強化を通じて、万引き対策の強化を図っていく」との考えを示しました。
 
<UAゼンセン出席者> 
西支部長(UAゼンセン)、長嶋次長(UAゼンセン)
齊藤委員長(サンリブユニオン)、粟津委員長(ハローデイユニオン)、
小關委員長(北九州病院労組)、
帯同議員:中村香月福岡県議会議員(組織内議員)
 
<福岡県出席者>
生嶋副知事、中岡課長(福岡県人づくり・県民生活部生活安全課)
西支部長(右)から生嶋副知事へ要請書を手交
県へ趣旨説明を行なう西支部長と単組委員長の皆さん
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