UAゼンセンの古川会長代行が議長を務める連合「医療・福祉部門連絡会」は2024年10月10日(木)、厚生労働省に対して、医療・介護サービスの質の向上と人材確保の推進を求める要請をおこないました。UAゼンセンでは他産別と連携を図りながら、近未来に訪れる超高齢化社会に向け、要請や情報収集活動を進めています。

 

【参加組織】(順不同)
UAゼンセン(製造産業部門・総合サービス部門)、連合、ヘルスケア労協、自治労 、自動車総連、電機連合、基幹労連、JP労組、日教組、情報労連、JR連合、JR総連

 

【主な要請内容】

■物価高騰への対応
 物価が高騰する中で、公定価格で運営を行う病院や介護施設に対する支援の強化等
■次なる新興感染症の感染拡大に備えた取り組み
 パンデミックに対応するための体制の整備、医薬品や医療機器の安定供給等
■医療
 2024年診療報酬改定における処遇改善の分析と、さらなる処遇改善に向けた取り組み等
■介護
 介護従事者の賃金の全産業平均までの引き上げと、訪問介護の基本報酬の引き下げに関する検証と見直し等

 

※連合「医療・福祉部門連絡会」
連合に加盟する医療・介護関連の産別が集まっており、定例会議や毎年厚生労働省への要請のほか、毎年5月には連合「医療・介護フェス~安心と信頼の医療と介護中央集会~」を開催しています。

 

意見交換の様子(左:厚生労働省関係者、右:連合医療・福祉部門連絡会メンバー)
古川議長(UAゼンセン会長代行)より厚生労働省医政局医事課の和泉室長(左)へ要請書を手交
連合医療・福祉部門連絡会の皆さん
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