”実質賃金の上昇を定着させ、日本経済を「活力ある成長軌道」へ”

 

永島会長

永島会長のガンバロー三唱で2025労働条件闘争がスタート

 

 2025年1月16日、UAゼンセンは大阪国際会議場(グランキューブ大阪/大阪市北区)メインホールにおいて、第13回中央委員会を開催しました。今中央委員会では、中央委員、特別中央委員、役員など約650名の出席のもと、「2025労働条件闘争方針」「UAゼンセン見舞金制度規則の改定」など3つの議案を可決。永島会長のガンバロー三唱によって、2025労働条件闘争がスタートしました。また、中央委員会の議事に先立ち、「田村 まみ」必勝へ向けた決起集会を開催。立候補を予定する田村まみ組織内参議院議員が力強い決意表明を行いました。

 

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 中央委員会の冒頭、永島智子会長は挨拶のなかで、UAゼンセンを取り巻く諸情勢にふれながら、「2025労働条件闘争は、生活向上を実感できる実質賃金の上昇を定着させ、日本経済を賃金と物価の好循環のもと、『活力ある成長軌道』に乗せるための正念場。2023・2024闘争に続き、日本の賃上げの最大のテーマは中小企業や地方企業への賃上げの波及であり、そのためには、サプライチェーン全体での適正配分や労務費等の価格転嫁の実現、医療・介護分野での公定価格の再設定などが必要となる。UAゼンセンとしても、加盟組合の交渉環境を改善するため、政府や地方自治体に対する要請を展開するほか、最大の成果を獲得できるように加盟組合に対する個別支援策をさらに強化する。また、『田村 まみ』必勝は私達の手によってしか実現できない。これまで全国各地の組合員から『まみに聴かせてキャンペーン』に多くの声が届いているが、引き続き、私達の望む社会の実現へ向けて、『田村 まみ』必勝を目ざして、加盟組合一丸となって田村まみ組織内参議院議員を支援していきたい」と述べました。

 

 その後、西尾多聞書記長が第1号議案「2025労働条件闘争方針」を提案し、第2号議案「UAゼンセン見舞金制度規則の改定」や第3号議案「参与の任命」と共に可決されました。

 

”働く仲間の声を国政に届ける” 田村まみ議員が決意表明

 

田村議員

政策実現に関して力強い決意表明を行う田村議員

 

 中央委員会の議事に先立つ、「田村まみ参議院議員2025決起集会」において、田村まみ組織内参議院議員は「私達は『なぜ労働組合が政治に取り組むのか?』という問いに対し、『労使では解決できない課題を政治に託して解決をはかるため』と答えてきた。これまで、全国各地の職場で奮闘する仲間達と交流するなかで、この”労使で解決できない課題”は、産業や社会のあり方に関係するいわゆる『産業政策』に限らないと実感した。実際に、現場で働く仲間達は法律やその下の施行規則によって、業務が煩雑になったり、二重三重の規制が負担となったりして困っている。いま、2025賃闘へ向けた職場集会が各職場で行われているが、ぜひ皆さんが『いま、目の前で困っていること』を声として私に届けてほしい。職場の仲間達の困りごとを一つずつ解決し、それを積み重ねる形で、私達の目ざす大きな政策実現につなげていきたい。そのために、これからも皆さんと一緒に活動していきたい」と力強く決意表明を行いました。

 

 加えて、本決起集会では田村まみ組織内参議院議員の6年間の活動をまとめた動画を全体で視聴し、「田村 まみ」必勝へ向けた今後の取り組みなどを確認しました。

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