2022年6月8日、UAゼンセンは、川合孝典組織内参議院議員、田村まみ組織内参議院議員らとともに、厚生労働省に対して「2022年度UAゼンセン重点政策」にもとづく要請を行いました。
冒頭、松浦昭彦UAゼンセン会長が吉田学厚生労働省事務次官に要請書を手交。「現在、人への投資や全世代型社会保障、カスタマーハラスメント対策など、厚生労働分野におけるさまざまな課題が注目されている。これらの課題を所管する厚生労働省として、本日共有する現場の声にもとづき、しっかりと取り組みを進めてほしい」旨を要請しました。
その後、川合孝典組織内参議院議員は、「カスタマーハラスメント対策について、この間、対応企業マニュアルの策定などが実現した。国民民主党として法案も提出しているが、厚生労働省としてもより一層、カスタマーハラスメントから従業員を守る取り組みを強化してほしい」旨を強調。さらに、田村まみ組織内参議院議員は「日ごろから、厚生労働委員会で質疑を行っている立場として、人への投資や『年収の壁』問題の解消と全世代型社会保障の構築、薬価改定など、厚生労働省の扱う課題はさまざまあると認識している。どの課題についても、厚生労働省としてしっかりと手綱を握り、他省庁と連携しながら解決へ向けた取り組みを進めてほしい」旨を強く求めました。
対応した吉田学事務次官からは、「現在、概算要求や制度の見直しの時期に差し掛かっているが、いずれの課題においても、本日いただいた意見を真摯に受け止め、対応していきたい。また、今後も現場の課題解決に資する環境づくりを目ざし、皆さまからいろいろな意見を頂戴したい」と回答がありました。
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