2022年10月17日、第1回男女共同参画委員会では、11月25日「女性に対する暴力撤廃の国際デー」にあわせて、「ジェンダーに基づく暴力とハラスメントに関するUNIの取り組み」について、UNI-APROアリス・チャン商業部会担当部長より講演をいただきました。
 ジェンダーに基づく暴力とハラスメントとは、性別やジェンダー(社会的性別)を理由に身体的・精神的な暴力をふるったり、ハラスメントを行ったりすることです。または、特定の性別やジェンダーの人だけを狙って苦痛や害をもたらすことを指します。
 労働組合は、家庭内暴力や性暴力など職場以外での被害に対して立ち入ることに躊躇してしまうことがあります。しかし、これらの暴力は職場に悪影響を及ぼします。職場での労働者の健康と安全を守り、差別およびジェンダー不平等と闘うことは、労働組合の役割です。また、社会で起こっている暴力やハラスメントを防ぎ、ジェンダー不平等の文化に終止符を打つ意識を高めることも同様です。したがって、暴力根絶は労働組合が取り組むべき課題です。

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