UAゼンセンは、東日本大震災からの復興・創生へ向けた支援活動の1つとして、昨年より岩手県陸前高田市で一般社団法人レッドカーペット・プロジェクトがおこなっている椿の植樹にボランティアを派遣しています。

 このプロジェクトは、陸前高田市の「市花」である「椿」を、陸前高田市の未利用の「被災土地」のうち1万坪を市から借り受け、「大事な人を亡くした場所・津波で流された場所・被災した土地」を毎年3月にレッドカーペットのように赤く染め、震災を忘れないことと合わせ、市民を元気にすることや街の景観を美しくすることを目的におこなっています。

 UAゼンセンとして今年初となる4月19日の活動に参加者と事務局の計18名が参加しました。当日は、椿学習会と題し、「レッドカーペット・プロジェクト」の高橋代表より、プロジェクトに込めた思い等を聞くと共に、椿についての知識、植樹の仕方、植樹時の注意点等を学びました。その後、植樹地へ移動し、スタッフによる指導を受け2人1組で計50本の椿を植樹しました。

 椿の植樹後は「陸前高田ワタミオーガニックランド」へ移動し、同施設見学と地元の食材を使った昼食をとり、「東日本大震災津波伝承館」を訪問。約1時間ガイドより東日本大震災の状況等の説明を受けると共に、実際の映像等を視聴。参加者は防災・減災に関する意識を高めることができました。

 今年は2回実施を予定しており、次回は10月にボランティア派遣をおこないます。

作業風景
椿学習会、伝承館
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