賃金と物価の好循環を定着させ、組合員の生活向上をはかる

 

松浦会長

報道関係者からの質問に答える松浦会長

 

 2023年12月7日、UAゼンセンは、UAゼンセン本部(千代田区・市ヶ谷)において、2024労働条件闘争方針を決定する第12回中央委員会(来年1月23日、神戸市で開催)に関する記者会見を実施。報道関係者等22社32名の出席のもと、2024労働条件闘争方針(案)や持続的な賃金引き上げへ向けた組織行動の内容などを報告しました。

 

 冒頭、松浦昭彦会長は2024労働条件闘争に関し、「11月6日に政策フォーラムで素案を提案して以降、UAゼンセン内でしっかりと議論を重ね、この方針案に固まった。本日共有する2024労働条件闘争における要求をしっかりと実現し、賃上げの機運を高めていきたい」と決意を語りました。

 

 その後、古川(まさる) 書記長が2024労働条件闘争方針(案)および持続的な賃金引き上げへ向けた組織行動について具体的な説明を行いました。古川書記長は、2024労働条件闘争方針の基本姿勢に関し、「2023労働条件闘争で生じた賃上げの流れを継続し、物価上昇に追い着いていない実質賃金の引き上げをはかる。また、2023闘争では加盟組合間にバラツキが見られたので、2024闘争では全体で賃上げができるように取り組みを広げる。さらに、UAゼンセンとして情報発信を強化し、社会全体で賃上げの世論を喚起するとともに、価格転嫁の推進や税制改正、助成金の拡充といった環境整備について政策要請を展開していく」と提起しました。

 

 加えて、持続的な賃金引き上げへ向けた組織行動に関しては、すべての加盟組合において物価上昇を上回る持続的な賃上げが実現できるような後押しとして、政府・地方自治体・業界団体それぞれに対し、UAゼンセン一丸となって要請活動を展開することを示しました。

 

 さらに、2024賃金闘争に関しては、「物価上昇分に生活向上分、さらに格差是正をベースに、制度昇給等の体系維持分に加え4%基準、総合計6%での賃上げに取り組む。また、『年収の壁』による就業調整についても、キャリアップ助成金の活用を働きかけていきたい」と語りました。

 

【参考】UAゼンセン 2024労働条件闘争方針(賃金闘争 要求の考え方)

 組合員の期待に応え、社会的な賃上げの流れをつくるべく、制度昇給等の賃金体系維持分に加えて4%基準(総合計6%基準)の賃金引き上げに取り組む。また、人への投資、人材不足への対応、格差是正へ向け、積極的な要求を行う。

 

 説明後、出席した報道関係者らから質疑応答を行いました。

RELATED関連記事