「新中期ビジョン」を策定し、「目ざすべき社会」の実現にまい進

 

会長挨拶

報道関係者らを前に第14回定期大会について述べる永島会長

 

 2025年9月4日、UAゼンセンは報道関係者ら23社34名の出席のもと、記者会見を開催。9月10~11日に東京国際フォーラムで開催する第14回定期大会や2025労働条件闘争の最終集計結果などについて、永島智子会長・西尾多聞書記長が共有しました。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 冒頭、永島智子会長は昨年の会長就任時に掲げた「組織拡大」「賃上げ」「参議院議員選挙」の三つの課題に言及。永島会長はそれぞれの課題について、「『組織拡大』については、本年も4万名の組織拡大を達成。UAゼンセンの組合員数は約194万名となり、200万UAゼンセンが展望できる状況となっている。一方、労働組合の推定組織率は16.1%であり、80%以上の労働者は『労働組合のない職場』で働いていることに強い危機感を抱いている。引き続き、産業別労働組合の使命として、最優先課題として『組織拡大』に力を注いでいきたい。また、『賃上げ』については2025賃金闘争において、加盟組合の懸命な交渉の成果として、正社員組合員は総合計で5%弱、短時間(パートタイム)組合員は総合計で5%超の賃上げが実現した(妥結状況の詳細は添付資料を参照)。今後も物価上昇を上回る賃上げを継続する必要があり、環境整備などに取り組む。最後に、『参議院議員選挙』について、第27回参議院議員選挙において組織内参議院議員「田村 まみ」再選を果たすことができた。働く仲間の代表として今後も活躍を期待している」と語りました。

 

 続いて、西尾書記長が第14回定期大会に関する事項や大会内で討議・決議される「新中期ビジョン」考え方などについて提起。さらに、松井健労働条件局長が妥結状況(7月末時点の最終集計結果)について報告を行いました。

 

 最後に、出席した報道関係者らと質疑応答を行いました。

RELATED関連記事