UAゼンセン京都府支部まちづくり委員会で毎年実施の『銀閣寺借景林の保全活
動』は、昨年は新型コロナウィルス感染拡大の影響でやむなく中止となりましたが、
今年は規模を若干縮小しつつ、 5 月 29 日(土)に開催しました。
本来予定されていた日が前日までの大雨で一週間延期され、且つ緊急事態宣言の中ではありましたが、万全の対策の下、 5 単組 17 名と少数ながら、一致団結し作業に臨みました。 
 
今回は長時間での集団活動を避けるため、例年とは異なり作業を1点に絞り、且つ、
3密対策を講じながら、一心 不乱に打ち込みました。
2014 年の活動当初に植樹したヤマザクラの苗木を鹿の被害から守るため、既存の柵 10 基を全て取り除き、鹿の背丈を超える2m超えのネットを5本のイボ竹で支え、さらに倒れない様に、3方向よりロープで固定するといった、強靭な柵の設置に取り組みました。 
 
コロナの影響で時間と人員に限りある中での活動でしたが、ヤマザクラやアカマツの
稚樹の生長を感じながら汗を流せたことに、大きな達成感と心の充実が得られました。 
 
UAゼンセン京都府支部は、近畿中国森林管理局と2018年4月に2期目の協定を
締結し、世界一の観光地・ 京都の街の景観にとって大切な借景の一つである銀閣寺山国有林のマツ林再生活動に参加しています。 
 
活動を振り返り、この活動が『強い絆』で、また地域の為となるよう、京都府支部まちづくり委員会は作業内容を再度検討し、住みよく働きやすいまちづくりに繋がる
活動を継続・継承していきたいとの思いを強くしています。
何よりも来年こそは、コロナの影響もなく、通常の開催が出来ることを切に願いなが
ら。

 
 

RELATED関連記事