新型コロナウイルスのワクチン接種が、医療従事者以外への接種が始まる事を受け、UAゼンセン福岡県支部は4月28日(水)福岡県庁において、福岡県に対し、「新型コロナワクチンの円滑な接種対策」と「感染防止など地域の暮らしを守る対策」の要請を行いました。
西支部長から福岡県に対し、新型コロナウイルスワクチンの優先接種の対象として、施設介護従事者があげられているが、UAゼンセンの仲間であるNCCUの組合員の多くは、訪問介護に従事しており、市町村と連携し県下でばらつきのない優先接種の検討を要請した。
NCCUの伊藤運営評議員からは、体の密着が多い訪問介護に従事する組合員は、感染リスクだけでなく、感染させてしまうリスクも負っており、メンタル不調を訴える方や、家族から辞めて欲しいと言われる方もおり、人材不足にも陥っている現状の説明がありました。
また、浜田次長からは、人流を止める事も大切ではあるが、いわゆる「エッセンシャルワーカー」といわれる方々への規制は、慎重に検討いただき、また保障の部分もしっかり対策をいただきたいと要請をしました。
要請書を受け取った大曲副知事からは、介護従事者の感染リスクに対して理解を示した上で、「優先接種に関しては各市町村の判断となるが、市町村も理解を示して頂けるよう、連携をとっていきたい。」との発発言がありました。
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