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「中期ビジョン」の取り組みスタートへ向けて

 

会長挨拶

報道関係者らを前に第15回定期大会について述べる永島会長

 

 2026年9月3日、UAゼンセンは報道関係者ら18社22名の出席のもと、記者会見を開催。9月9~10日に東京国際フォーラムで開催する第15回定期大会や2026労働条件闘争の最終集計結果などについて、永島智子会長・西尾多聞書記長が共有しました。

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 冒頭、永島智子会長は7月28日に発生した令和8年熊本地震の被害に言及。このほかにも各地で自然災害が発生していることにふれ、被災された方々にお見舞いの言葉を述べるとともに、「災害は『いつ』『どこで』発生するか分からない。だからこそ『人と人とのつながり』や『助け合いの力』そして、『地域や職場を支える組織の存在』が重要。『働く者の暮らしと命を守る』という労働組合の原点に立ち返り、必要な対策を進めていきたい」と語りました。

 

 その後、永島会長は、第15回定期大会の開催について、「今大会は、私が会長に就任して以来2年間の取り組みを総括し、新たな運動の方針のもとで次の一歩をふみ出す重要な節目となる」と強調。そのうえで、「就任時に掲げた課題は『組織拡大』『賃上げ』『政治活動』の3点。『組織拡大』については、大会時点で197万名の組織人員となる見込みとなっている。単なる数字の拡大ではなく、各産業における公正労働基準の確立へ向けて、これからも仲間の輪を広げる活動に力を注いでいきたい。『賃上げ』については、2026賃金闘争においてUAゼンセン結成以来、最高水準の妥結結果となり、2024賃金闘争から続く高い水準の賃上げがしっかりと定着していると考えている。一方で、連合(日本労働組合総連合会)との比較ではいまだに改善の余地があると考えており、物価上昇の継続のもと、働く者の生活を守る闘争を引き続き展開していきたい。最後に、『政治活動』については、働く者の声を政策・制度に反映させるため、責任を持って政治活動に取り組んでいる。この一環として、第28回参議院議員選挙においては、茨城県選挙区で現職の堂込まきこ組織内参議院議員を擁立する。そして、比例代表では新人の宮田侑さん(すかいらーく労働組合出身・30歳)を擁立する。働く仲間として働く現場を知り、二児の母として子育ての現実を知り、そして未来への責任を持つ世代でもある宮田さんの挑戦を『働く者の声を未来につなぐUAゼンセン全体の挑戦』と捉え、総力を挙げて応援をしていきたい」と提起しました。

 

 続いて、西尾書記長は、今大会で上程される議案について報告を行いました。具体的には、新しい役員体制やこの間の組織拡大、運動方針の概要について説明し、「来年度は、向こう6年間で取り組む新たな『中期ビジョン』のスタートとなる。多様な加盟組合が力を結集し、UAゼンセン運動を推進していくために、さまざまな活動を展開していきたい」と強調しました。

 

 また、松井健副書記長代行・労働条件局長が7月末時点の妥結状況を共有。「2026賃金闘争において、正社員組合員についてはUAゼンセン全体で4.72%となり、3年連続で減。なおかつ連合が5%台ということもふまえると、差が広がっている現状がある。一方、300名未満の組合については、3年連続で増という結果であり、賃上げの広がりが見られる。しかし、300名以上の組合との差も依然として存在している。短時間(パートタイム)組合員の賃上げについては、3年連続で上昇、なおかつ6%となっていることから高い水準の賃上げが定着している。中小組合に賃上げの裾野が広がっているが、一方では格差の固定化に懸念がある。来年は企業業績の二極化が予想される。引き続き、しっかりと賃上げの拡大に取り組みたい」と提起しました。なお、松井局長は「大学生アルバイト調査」報告書についても紹介しました。

 ※妥結概況は添付資料(PDF)をご参照ください。また、「大学生アルバイト調査」報告書はこちらからご覧いただけます。

 

 最後に、出席した報道関係者らと質疑応答を実施しました。

 

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