報道関係者らに妥結状況を報告する永島会長
2026賃金闘争が本格化しています。今次闘争についてUAゼンセンは、1%程度の実質賃金上昇を日本社会全体に定着させる正念場と捉えています。現在、中小労組を中心に、物価上昇を上回る賃上げの獲得を目ざし、粘り強い労使交渉が続いています。このような状況のもと、2026年4月2日、UAゼンセンは第3の集中回答日(Cグループのヤマ場)を終え、3月末時点の妥結状況に関する記者会見を開催しました(報道関係者ら20社26名が出席)。冒頭、永島智子会長は「UAゼンセン結成以来、過去最高水準の成果が上がっている。これらの成果は、今後に続く中小労組の交渉にとって大きな意義がある。中東情勢の見通しは不透明であるが、物価上昇を上回る賃上げを実現することは、働く者の生活を守るだけではなく、日本経済そのものの『対応力』を高めるためにも極めて重要。引き続き、組合員の生活向上と安定のため、全力を尽くしていく」と述べました。
なお、具体的な妥結状況は下記のとおりです。※妥結状況等の数値は4月1日10時時点のもの。詳細は添付の資料(PDF)をご参照ください。
【正社員組合員】 “UAゼンセン過去最高水準” 昨年を上回る妥結水準
正社員(フルタイム)組合員は454組合で妥結。正社員組合員の妥結総合計(制度昇給、ベア等込)は1万7024円(5.21%)、賃金引き上げ分(ベア等)は1万2098円(3.66%)の引き上げとなり、前年同時期を上回るとともに額でUAゼンセン結成以来、最高水準となりました。
正社員組合員の妥結状況
・454組合で妥結。妥結総合計(制度昇給、ベア等込)は加重平均で1万7024円(5.21%)
・77組合で満額・満額超の回答を獲得。
・組合員300名未満の組合総合計率は5.10%。300名以上の組合の妥結総合計率の5.21%に迫っている。
【短時間・契約社員組合員】 11年連続で正社員組合員を上回る結果に
短時間(パートタイム)組合員では220組合が妥結。妥結総合計(制度昇給、ベア等込)は、加重平均で80.4円(6.63%)の引き上げとなり、同時点として11年連続で正社員組合員を上回る賃上げ率を獲得。さらに、前年同時期を10円程度上回る結果となった。一方、契約社員組合員では、20組合が妥結しています。
短時間(パートタイム)・契約社員組合員の妥結状況
〈パートタイム組合員〉
・220組合で妥結。妥結総合計(制度昇給、ベア等込)は加重平均で80.4円(6.63%)。
・前年同時期を10円程度上回った。
・48組合で満額・満額超の回答を獲得。
・額・率ともにUAゼンセン結成以来、最高水準。11年連続で正社員組合員の賃上げ率を上回る結果となり、雇用形態間の格差是正が進展している。
〈契約社員組合員〉
・64組合で妥結した。