UAゼンセンでは、7月第一週の「全国安全週間」に連動し、6月を「労働環境総点検運動月間」として集中的に職場点検を行う取り組みを推進しています。
このほど、組合役員向けに職場の安全対策や健康管理についてまとめた「2026年度版労働安全衛生活動の手引き」を改定しました。職場の安全・安心を確保するために、事業場の安全管理体制と職場の安全衛生活動を点検し、職場に潜むリスクを洗い出し、安全衛生委員会や労使協議を通じて改善につなげていきましょう。
職場の安全衛生は、日々働く一人ひとりの気づきと行動によって支えられています。小さな違和感や「ヒヤリ」とした経験も大切なサインです。気になることがあれば遠慮せずに共有し、声を上げることで、より安全で働きやすい職場づくりにつなげていきましょう。すべての従業員が安心して働ける環境の実現に向け、皆さんの積極的な参加と協力をお願いします。
※2026年度版労働安全衛生活動の手引きの冊子は、UAゼンセンメンバーズサイト(組合役員向け)に電子版を保存しています。
【手引きから一部抜粋】
【KYT(危険予知トレーニング)の4ラウンド法】
①現状把握「どんな危険がひそんでいるのか」
イラストシート等の状況の中にひそむ危険を発見し、危険要因とその要因がひきおこす現象を想定して出し合い、チーム内で共有する。
②本質研究「これが危険のポイント」
発見した危険のうち、重要だと思われる危険を把握して○印、さらにみんなの合意でしぼりこみ、◎印とアンダーラインをつけるなどして「危険のポイント」とする。
③対策樹立「あなたならどうする」
◎印をつけた危険のポイントを解決するにはどうしたらよいかを考え、具体的な対策案を全員で出し合う。
④目標設定「私達はこうする」
出し合った対策の中からみんなの合意でしぼりこみ、「重点実施項目」を決める。それを実践するための「チーム行動目標」を設定し、最後に従業員全員で目標を復唱し、確認する。
【コラム㉔ 事務所の衛生基準】
通常、事務作業を行う事務所は、有害物、危険物を取り扱うことのない作業場といえます。そのため、重篤度の高い労働災害や職業性疾病が発生する可能性は少ないのですが、事務所の衛生環境を確保することは重要です。
事務所の衛生基準は、安衛則第3編(衛生基準)に代わり「事務所衛生基準規則」で規程され、事務室の環境管理のほか、清潔や休養の確保、救急用具の備付けについて定められています。